今回は5月4日と5日に行われるバレーボールVリーグの入れ替え戦(チャレンジマッチ)についてみていきたいと思います。
V1リーグの下位チームとV2リーグの上位チームによる入れ替え戦が行われます、かたやV1残留を掛けた戦い、かたやV2からV1へ昇格を掛けた戦いが繰り広げられます。
今回は、そんなVリーグ入れ替え戦の結果速報と詳細をまとめてお届けいたします。
また、V2優勝の富士通が入れ替え戦(チェレンジマッチ)への出場ができないのか?も合わせて説明致します。
Vリーグ入替戦(チャレンジマッチ)出場チーム
それではVリーグの入れ替え戦についてみていきましょう。
参加チーム
【V1リーグ】
10位 大分三好ヴァイセアドラー
大分三好ヴァイセアドラー 成績
Vリーグ2020‐2021 V1
36戦3勝33敗(10位)
12ポイント 勝率:0.08
【V2リーグ】
2位 ヴォレアス北海道
ヴォレアス北海道 成績
Vリーグ2020‐2021 V2
18戦15勝3敗(2位)
45ポイント 勝率:0.83
V2リーグ2位が入替戦へ出場する理由
ここで、少し不思議に思われたのではないでしょうか、今回の入れ替え戦への出場をするのはV2リーグの2位のヴォレアス北海道、なぜ2位のチームが出場すのでしょうか?
ちなみにV2リーグの優勝は富士通カワサキレッドスピリッツです、成績はなんと無敗の全勝にてV2リーグを制しました。(新型コロナウィルスの為途中打ち切り)
理由
それでは、富士通カワサキレッドスピリッツが入替戦に出場できない理由はVリーグのライセンス制度にあります。
VリーグにはS3,S2,S1のライセンスがあります。
簡単に言いますとVリーグに参加するには最低S3ライセンス取得が必要、V2リーグに参加するにはS2ライセンスが必要になります。そしてV1リーグに参加の条件にはS1ライセンスが必要になります。
その理由から富士通カワサキレッドスピリッツはチームとしてS1ライセンスを取得しておらず、V2リーグで全勝優勝を果たしましたが、残念ながらV1リーグへの挑戦はできないことになります。
ライセンス基準とは
それでは、簡単にライセンスの基準を確認しておきましょう。
S3ライセンス
- コーチライセンス保持の監督の在任。
- チーム名称・ロゴの商法登録。
- 行政のバッグアップ。
- ファンクラブ設立。
- 保有選手12名以上。
- 専任フロントスタッフの在任。
S2ライセンス
- S3ライセンスの全条件
- ジュニアチームの保有あるいはジュニア育成教室開催。
- 練習用体育館の確保。
- チームマスコット。
- 保有選手14名以上。
- 専任現場スタッフの在任。
S1ライセンス
- S2ライセンスの全条件
- 上級コーチライセンス保持の監督の在任。
入替戦(チャレンジマッチ)の競技方法
入替戦(チャレンジマッチ)の競技方法を確認していきましょう。
会場:三重サンアリーナ
無観客にて開催になります。
2試合方式にて開催し上位チームがV1昇格
2試合ともに5セットマッチ
2試合の勝敗が同じ場合は、ポイントにて勝敗を決する
ポイントの条件は
- 「3-0」もしくは「3-1」での勝利→3点
- 「3-2」での勝利→2点
- 「2-3」での敗戦→2点
- 「0-3」もしくは「1-3」での敗戦→0点
結果速報
それでは、結果を速報にてお届けしましょう
5月4日(火)
大分三好 3 – 0 北海道
チーム名 | set数 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set |
大分三好 | 3 | 25 | 25 | 25 | ||
北海道 | 0 | 22 | 20 | 23 |
5月5日(水)
大分三好 3 – 0 北海道
チーム名 | set数 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set |
大分三好 | 2 | 20 | 14 | 25 | 27 | 13 |
北海道 | 3 | 25 | 25 | 19 | 25 | 15 |
V1リーグ昇格チーム
2試合の対戦成績では1勝1敗で五分の結果になりましたが、今回はポイント制です。
初戦に大分三好が3-0のストレートで勝利したためにポイント「3」、二日目は接戦となり北海道が3-2と勝利ましたが、フルセットでしょ勝利となりましたのでポイントは「2」この時点で大分三好には届かず。
このことから、「大分三好ヴァイセアドラー」のV1リーグ残留が決まりました。
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